介護事業に関するさまざまなお悩みをリーガルケア

利用者と事業所職員のトラブル

利用者や家族からの窃盗や虐待の疑いへの対処

職員に対する窃盗・虐待の疑いとは

職員が家族から、窃盗を行ったと疑いをかけられたり、利用者の痣や軽い怪我を家族から虐待と指摘されるような場合です。行政への虐待の通報は、家族・親族以外に、内部告発的に相談通報を行っているケースも増えています。

虐待と疑われている状況、虐待というはっきりした状況は確認されていなくても、傍から見て「利用者の尊厳を損なっているのではないか」と思われている疑いもあります。そこは、将来的に虐待になりかねないリスクが存在しています。職員の中は、虐待につながりかねない言動や心理が潜んでいることを責任者・施設長はしっかりと把握してなければなりません。

クレームや疑いの防止策

介護事業者には、安全に配慮して介護サービスを提供する義務があり、設備管理、防犯管理、安全管理の整備が必要です。例えば、利用者に対する職員による虐待を、同僚が発見した際の「事故・トラブル報告」が「所内窓口/担当者」にあがってくるか、同担当者における検討と現場へのフィードバックが有効に機能するかの検証も大切です。

また、貴重品の管理や金銭の扱いについては、入所時への利用者とご家族への説明、職員への教育指導及び預かり証など記録帳の整備・ルール化が不可欠です。防止体制が形骸化していては、事業者としての責任を追及された際に、責任を果たしていると反論することが難しくなるでしょう。

また、窃盗・虐待の疑惑を抱かれた場合、しっかりと共感姿勢を示しながらも、犯罪防止措置や安全措置を徹底していること、事業所側に問題がないことを丁寧に説明しましょう。

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